東日本盲導犬協会の使命は、良質な盲導犬を育成し、視覚障がい者がより豊かに、自分らしく生活できるよう支援する事であり、これらの目的を達成するために、協会では次のような活動を行なっています。
視覚障がいリハビリテーションに関する活動
- 視覚障がい者に対する盲導犬歩行訓練
- 視覚障がい者に対する生活訓練
1.白杖歩行訓練(室内移動、手引きの依頼方法なども含めて)
2.情報機器訓練(音声パソコン、携帯電話〈iPad、スマホ含む〉、点字など)
3.身辺動作訓練(調理・洗濯など) - 視覚障がいについての理解を高めるための活動(啓発活動)
盲導犬の育成に関する活動
- 優秀な盲導犬候補犬の計画的な繁殖
- 飼育ボランティアの確保と犬の育成の指導
- より安全で歩きやすい盲導犬を育てるための訓練
- 盲導犬への理解を高めるための活動(啓発活動)
その他の活動
- 国際盲導犬連盟(IGDF)への加盟・国際会議への参加・情報収集など
- 優秀な盲導犬の血統を、凍結精子を利用して保存・活用する技術の開発・研究(宇都宮大学との共同研究)
- AGBN(アジア・ガイドドッグ・ブリーディング・ネットワーク)への参加・協力
※AGBNとは優秀な盲導犬を産出する繁殖犬の情報をネットワークで共有しようとする団体で、
日本・韓国・台湾の11の盲導犬育成施設が加盟しています。加盟には国際盲導犬連盟と同じ
レベルの基準をクリアしている必要があります。