協会施設のご紹介

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協会施設のご紹介

東日本盲導犬協会は、栃木県の宇都宮市と鹿沼市の市境に位置し、協会の周辺には「生きがいの森」という広大な公園や農業高校の演習林などがあり、豊かな自然に囲まれています。また、周辺の今市・日光・鹿沼には、蕎麦や餃子など美味しい食べ物、世界遺産の日光東照宮など、観光スポットがたくさんあります。        →→協会へのアクセス

協会の全景

協会の全景
協会の全景

現在の東日本盲導犬協会の施設は、平成12年に完成した鉄筋コンクリート造りの2階建てで、
事務所などのある管理棟と犬舎棟に別れています。

慰霊碑

亡くなった犬たちのために立てられた慰霊碑
慰霊碑

協会の玄関向かって左側に盲導犬慰霊碑があります。慰霊碑とは、盲導犬として活躍した犬、繁殖犬として盲導犬候補犬を産み育ててきた母犬・父犬、残念ながら生まれてすぐになくなってしまった仔犬たちが眠るお墓です。慰霊碑には、盲導犬ユーザーさんやボランティアさんなどからいただいたお花が常に手向けられています。

小さな慰霊碑
小さな慰霊碑

盲導犬ユーザーさんもお参りにみえますので、慰霊碑の形をさわってイメージしてもらえる様に、慰霊碑の右手前には小さなサイズの慰霊碑も設置してあります。

玄関ホール

玄関ホールとグッズショップ

 

玄関ホールには、イベント情報の紹介コーナー・協会資料やユニバーサルデザインの便利グッズの展示コーナーがあり、音声時計やしゃべる体重計、触地図などの便利グッズは実際に触っていただくことができます。

食堂

玄関ホールの奥には、盲導犬ユーザーや職員やボランティアさんも利用する食堂があります。
共同訓練中のユーザーは、飲食店利用時の練習として、犬を足元に待機させて食事をとります。

事務所

玄関ホールのすぐ右手前には事務所があります。職員だけではなく、訓練犬も「待機」の訓練のためにいることもあります。大人しく待機をするのも盲導犬のお仕事の1つですので、事務所も重要な訓練の場所となっています。

共同訓練部屋

共同訓練を行う部屋共同訓練を行う部屋
共同訓練を行う部屋

管理棟の左側には共同訓練部屋が5つ並んでいます。共同訓練とは、盲導犬&盲導犬ユーザーとしてデビューするための総仕上げの訓練の事です。この部屋で約1~2週間の宿泊生活をしながら、盲導犬との歩行方法、お世話の仕方など、必要な知識や技術を習得します。そして共同訓練後半は自宅周辺での現地訓練へと移っていきます。部屋にはベッド、机、冷蔵庫、テレビ、トイレなどが完備されており、訓練に集中できるような生活環境が整っています。窓側のドアは外のテラスにつながっており、太陽の光を浴びながら犬のグルーミングやトイレトレーニングができるようになっています。

2階多目的ホール

2階多目的ホール2階多目的ホール
2階多目的ホール

2階は広々とした空間で、「見学会」や「盲導犬ふれあいデー」「ウェルカムデー」など視覚障がいや盲導犬について学び体験する部屋として使用したり、訓練や仔犬の委託式、パピークラスや入学式などにも使われます。

犬舎

犬舎の建物は平屋造りで、大きく分けて「犬室」「運動場」「排便場」に分かれています。

犬たちの寝室
犬たちの寝室

■「犬室」…犬たちの寝室です。1頭ずつの個室になっていて、夏はクーラーや、冬は床暖房や加湿器をつけて、犬たちが夜間快適に過ごせるように温度湿度を管理しています。(1カ月の冷暖房費は平均5万円にもなります)

■「運動場」…訓練担当者が休みの日などの訓練に出ない時は、運動場で日向ぼっこをしたり、のんびりと過ごします。

犬達のトイレ練習場
トイレの様子。右奥が運動場。

■「排便場」…犬たちのトイレです。盲導犬になるために、排泄管理は大切な課題ですので、パピーの頃から「ワン・ツー」という掛け声で排泄をするようにトレーニングしています。犬舎では6回の排泄の機会があり、どの時間の排泄でOne(おしっこ)やTwo(うんち)をするかはそれぞれの犬の排泄リズムによって異なります。

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